常に自由で鮮やかな感覚でテクノというフィールドにおけるまったく新しい地平を常に切り拓いてきた唯一無二の存在。その自由で独創性に満ちた感覚は、自らオーガナイズするパーティー「CHAOS」を始めとしたテクノプレイヤー/アーティストとしての活動や、オフシュートレーベル[Sundance]のプロダクションワークなどにおいても等しく貫かれている。
作為的で予定調和的な要素を徹底して排除し、その場でしか発生し得ない空気と強烈なグルーヴのうねりを誘発させるという明確な意識を伴ったプレイは、かつてどのアーティストも成し得なかったであろう表現の高みに到達しつつあると言っても過言ではない。
「関西では久しぶりとなるタナカフミヤ待望のロングセット。今年から活動の拠点をベルリンに移し、これまでに増して貴重となった今回のフミヤさんを、オープンから欲張ってお楽しみください。」